このお話はフィクションです

なにもできないけど誉めてほしい。わがままだろうか?私の心は本当にからっぽで、ただの空虚な入れ物にすぎない。もう散々繰り返してきたのに、1年たっても成長してない自分に心底いらつく。きっと人を好きになってはいけないのだと思う。ほんとうに好きな人とは結局うまく行かないんだよ。だから適当な所でおさまる。満足したつもり。言い聞かせてるだけだって知ってるのに事実には目をつぶってきた。でも愛した気持ちは嘘じゃない、それだけは本当なんです神様。

 

 

なにされたって愛の裏付けにはならない。人の心のなかを覗けるわけもなくて、確かめるのが不安で、臆病だから関係を誤魔化したままにした。 わたしは他人をずっと羨んできたけど、きっと私自身も「誰かの欲しいもの」をもってる存在で、結局は満たされないの。こんな悲しいことってある?

 

 

 

最初からずっと、もう2度と会わない気がしてるのも寂しい。それが多分本当になるのも寂しくてたまらないよ。あなたはとても優しいから、大丈夫だよって、また会おうねって言ってくれたけど、どうせわたしがいなくなっても何ら変わらず生きてくんだ。

 

 

 

わたしの全てを赦すようなその瞳が好きだった。何よりも澄んだ少し高いあの声が好きだった。ずっと、きみだけを、見つめていたかった。